世界一周11日目 タイ 〜世界三大レイブの1つ、パンガン島のフルムーンパーティーで年越し!そして大事件発生…〜
2015.12.31 タイ・パンガン島(2ヶ国目)
いよいよ迎えた大晦日、朝6時に起きてクラビのホテルを出て、パンガン島へ行く手段を探します。
パンガン島の最寄りの街であるスラーターニから船が出ていると分かり、
バスを捕まえて11時にスラーターニに到着しました。
スラーターニに着いたぞ、と街中でバスから降ろされると、
下車した場所に偶然旅行代理店のおばちゃんがいました!
そしてバスの運転手が「こいつらパンガン島に行きたいらしい」
とぼくたちを引き渡します。
まさに渡りに舟!ラッキー!
いやいや、そんなうまくいくわけがありません。
旅に出て10日も経てばいい加減学びました。
このパターンはよくあるやつで、だいたいバスの運転手と旅行代理店がグルになってぼったくってきます。
タイは「微笑みの国」と言われているように優しい人が多いですが、
タクシー運転手や旅行代理店などの観光客相手の商売をしている人はほとんど悪人です…笑
人を見たら疑え、ということをタイで学びました。笑
代理店を出てから、善人顔をしている(結局顔で判断するしかないけどこれが意外と当たるんです)タクシー運転手を探して捕まえました。
パンガン島へ行きたいと伝えると、
地元民しか使ってない小さなバス会社に連れて行かれ、
さっきの半額以下でパンガン島へと渡れることになりました。
やっぱりさっきの旅行代理店のおばちゃん騙しやがったな!笑
船に乗り込み3時間でパンガン島に到着するそうです。
フェリー乗り場に向かうと、
そこには見たことのある船が止まっていて一瞬目を疑いました。
そうです、兵庫県民なら知ってるであろう、
船体に巨大なタコの描かれた、淡路〜明石間を走っていたたこフェリーです!
たこフェリーが倒産したあとおまえ、こんなところで働いてたんか…笑
船内にはところどころ日本語表記が残ったままでした。
明石からはるばるタイの南の果てまで来て今も働いていると思うと、
少し胸が熱くなりました。笑
人気のドンサック〜パンガン島間は、今日がフルムーンパーティーということもあって
乗船率は300%ぐらい、ほとんどの人が座りきれず、船じゅうの廊下が人で埋め尽くされています。
17時にパンガン島に上陸、夕食を食べてから島の反対側にあるフルムーンパーティーの
行われるサンライズビーチへ、乗合タクシーで30分かけて移動します。
このフルムーンパーティーは世界中から10万人のパリピ達が集い、さらに参加者の90%が欧米人ということもあり、陽気な彼らがガンガン話しかけてきます。
会場に到着して蛍光色のタンクトップを買って着て、ボディペイントをしてもらいます。
↑誰がセブンイレブンのボディペイントなんかするんや・・・笑
挨拶がわりに、
オフィシャルドリンクのようになっているバケツカクテル(バケツにウォッカ等の原液1本、ジュース2本が入っており直接バケツからストローで飲む)を飲み干します。
↑ノリノリでバケツカクテルを売りつけてくる兄ちゃん
んー、すごいアルコール濃度!
それにしてもバケツにストロー入れて酒飲むってバカすぎる…笑
そしてまだまだアルコールか足りずにもう1杯飲み干します。
そうこうしているうちにフルムーンパーティーが始まりました。
すでに酒が回ってフラフラです。笑
3kmに渡って続くビーチの至る所で爆音でEDMが流れ、みんながバケツカクテルを片手に踊り狂います。
燃え盛る火の縄を飛ぶ大縄跳びや火の縄リンボー、火の輪くぐりなど様々なアトラクションも全て無料です。
これらの危険なアトラクションの周りには黒山の人だかりができ、
挑戦者を囃し立てます。
酔った勢いで2回大縄跳びをしましたが、めっちゃ楽しかったです!
失敗してすね毛が焼けましたが…笑
騒いでいると年越しカウントダウンの時間です!
全員でカウントダウンをして花火が打ち上がり、さらにパーティーはヒートアップします。
酔って踊っていると、酔った白人のおばちゃんに2016年の初キスを濃厚なベロチューで奪われる悲劇が発生しました。
控えめに言ってもめっちゃ口くさかった…
結局2時半頃まで騒ぎ倒し、港に移動して朝5時の始発の船まで野宿しました。
が、このパーティーの途中に悲劇が起きました。
相棒のかべちゃんが財布を無くしました、いや、たぶんスられました。
ビーチを探し回るものの見つからず、警察に届け出てクレジットを停止しました。現金は保険で返ってくるみたいです。
ただ、かべちゃんは財布に現金を全て入れていたらしく、2人の残金はぼくの所持金のたった3万円、これであと4日間、マレーシアとシンガポールを旅できるのか不安が募ります……
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