世界一周52日目 ミャンマー(16) 〜地獄!山道を25kmの小走りトレッキング〜
15ヶ国目 ミャンマー・インレー湖
バガンを出発した夜行バスは、
朝6時にインレー湖の湖畔の街・ニャウンシュエに到着しました。
インレー湖は標高900mを越える高地にあり、
朝晩はかなり冷え込みます。
バスを降りると気温は日本の12月ぐらい、
長袖長ズボンを履いてもまだ、我慢できないぐらい寒いです。
↑早朝のニャウンシュエの街を歩くお坊さん、かなり絵になります
↑早朝の托鉢
予約していたニャウンシュエで最も安いホテルに向かいます。
1泊1000円のホステルで男女共用の8人部屋がたくさんあるドミトリー形式です。
数十人の欧米人が泊まっていでかなり賑わっており、
本当に楽しい宿でした。
↓宿の庭には卓球台が
部屋につくとすでに数人が寝ていたので、
起こさないようにバックパックを置いて身軽になってから、
早朝のニャウンシュエの街を散策します。
宿のすぐそばに旅行代理店があったので今日のトレッキングツアーを手配します。
専属のガイドをつけて丸一日歩き回って1300円。
やっぱり物価安すぎっ!笑
↑食べ歩きします
8時半にガイドと待ち合わせをし、それまで
街を歩きながら見つけた地元民で賑わう露店で麺を食べました。
この麺が絶品でした、
全ての料理が油まみれのミャンマーで初めてうまい飯にありつけました。
あとで聞いてみると「シャンヌードル」というそうです。
インレー湖周辺では全ての店でこのような形でお茶が出てきました。
ピッチャーにお湯とお茶っ葉が入っていて、
口の部分に竹の繊維のようなもので蓋がしてあります。
茶漉しみたいなものでしょう。
ほうじ茶に近い味がしました。なかなかイケます。笑
その後ガイドと合流しトレッキング開始です。
↓向こうのほうに霞んで見えている山に登るそうです。
山までどうやっていくのかと尋ねると、
「ほんの数キロ先さ、歩いていくよ!」と言われました。
まじかよ…笑
街中を抜けて人里を離れ、
途中、洞窟に立ち寄ったりしながらどんどん山を登っていきます。
ミャンマーのおじさんはみんな、噛みタバコが大好きです。
数種類のナッツや実を葉に包んでお気に入りの味に仕上げるそうです。
途中、ガイドが食べさせてくれました。
ヘビー噛みタバコスモーカーであるガイドの特注品らしく激辛でした…笑
噛みタバコというからにはタバコに似た味がするのかと思いきや全く違いました。
しばらく口の中がピリピリして、
山登りのための貴重な水をガブ飲みしてしまいました。笑
キンマという植物の葉っぱに石灰の粉を包み、
そこに好みの実などを包んでいるそうです。
おれら石灰の粉食べたんか・・・
山には少数民族の村が散在しており、
彼らは竹で編んだ素材で壁や床を作っているため、
家は通気性抜群です。
主に山の斜面でタバコの木やナッツ、トウモロコシ、
水が豊富な場所ではニンニクを育てているらしいです。
もちろん電気が届いていないため、
皆ソーラー発電で生活しているそうです。
なんか意外とハイテク…笑
村を抜けてまだまだ歩きます。
するといきなり、ガイドが
「君たち若いんだからサービスで1泊2日の25kmコースに連れて行ってやるよ!」と言って、
ありえないハイペースで山を登り始めました。
そのサービスありがたいけどいらんよ!!!笑
バックパックを背負いながら小走りで必死についていくこと3時間、
やっと山頂の村に到着です。
標高は1500mを越え、インレー湖が一望できます。
彼らの村のうちの一軒の家にお邪魔させてもらい、
昼食を頂いて昼寝しました。
竹を編んで家を作っているだけあり、隙間から虫も入ってきますが
風通しは最高でした。
極上の昼寝タイムでした。
↑山岳民族の子供たち、いい笑顔してます!
↑村の共用トイレも通気性抜群!
↑左上に写っているのがトイレットペーパー代わりの木の皮?こんなんでケツ拭いたら一瞬で切れ痔になりそう。。。
↑村では一面タバコ畑が広がっていました。葉はタバコに、枝と幹は薪に使うそう。
後ろ髪を引かれながらも山岳民族の村を後にし、
インレー湖を眺めながら下山です。
途中、道に落ちていた腐った豆をはじめ、
色んなものをガイドが食べさせてくれました。
腐った豆はかなりマズかったけどがんばって美味そうに食べました。
すると更にたくさん拾ってプレゼントしてくれたので、
地獄の豆タイムでした。笑
↑山岳民族の子供たちのプール
山の麓の村ではサトウキビを栽培しており、
ちょうど煮詰めて砂糖を作っているところでした。
25kmを歩ききり、湖のほとりの村についたのは午後3時ごろ、
そこからボートに乗ってインレー湖を進みニャウンシュエに戻りました。
ホステルの庭の卓球台でしばらく遊び、
ニャウンシュエで有名なマッサージ屋に行きました。
カンボジアでマッサージを初めてやってもらってからはまってしまい、
それから東南アジアに行くたびにマッサージしてもらっています。
謎の液体を塗り込んでくれる全身マッサージが1時間700円、
人気なのか数人並んでいました。
↑並んでいる間に遊んでくれたマッサージ屋の男の子
しばらく待っていよいよぼくたちの番です。
たまに痛すぎるときもありましたが極上の1時間でした。
マッサージしたあとは晩飯からの定番のミャンマービール、
ビン2本開けてから宿に帰ります。
宿でもビールを飲みながら庭で卓球、
ベロベロになって0時すぎに眠りにつきました。
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