世界一周53日目 ミャンマー(16) 〜東南アジアで一番居心地の良い街・インレー湖〜
15ヶ国目 ミャンマー・インレー湖
昨晩飲みすぎたものの無事、二日酔いもなく起きることができました。
↑すごい数のトマト、トマト好きのぼくにとっては天国のような光景!
今日はボートをチャーターして朝からインレー湖を観光です。
船頭と船を1日貸し切って1000円、
これまた破格の安さです。笑
朝8時に宿の横の運河からボートに乗り出航です。
インレー湖は乾季のいまは水深が深いところでも2mしかなく、
巨大な水たまりのような感じです。
インレー湖名物の「足で櫂を使って船を漕ぐ漁師」が
あちらこちらにいました。
彼等は本当に器用に船を操り、魚を見つけると籠を被せ、
モリで突いて捕まえていました。
湖上に漂う朝もやの中に浮かぶ漁師のシルエット、
めっちゃ絵になります。笑
しばらく船に乗ると最初の集落に着きました。
インレー湖は水上に住む民族がたくさんいることでも有名で、
おそらく数千近い家が湖上に建っていると思います。
訪れる前に想像していたのより、
水上集落は遥かに規模が大きく、
さらにその数も多くあちこちに点在しており、
例えてみればベネチアが100個ぐらいある感じです。
ベネチアいったことないんですけどね、笑
最初の集落では鉱石から銀を手で精製していました。
島根の石見銀山で昔行われていたようなやつです。
それを加工して、本当に器用にシルバーアクセサリーに作り上げていました。
次にタイ〜ミャンマーにかけて住んでいる首長族(パアン族)の方達の集落を訪れました。
あれは首が伸びているんじゃなくて、
輪っかの重みで肩が下がっているそうです。
重い人では首の輪は計10kg近くもあるらしいです。
その後、巨大な水上マーケットを訪れました。
水上寺院に併設されているマーケットはすごい賑わいで、
山から降りてきた山岳民族の人や水上民族の人がそれぞれの産物を売ったり、
かたやお土産を売る人もいたり、
と現地民と観光客でごった返していました。
↑まさかミャンマーで目にするとは!関西人御用達のたこ焼き機!笑
寺院と合わせて3時間近くも満喫しました。
↑寺院の中心にある祭壇は女人禁制になっています。
↑参拝する人みなが金箔を貼るので、だんご状に膨れ上がってしまった仏像
次に手織り工房の集落に向かいました。
シャン族の可愛い女の子が案内してくれました、
幼く見えましたが20歳らしいです。
英語がすごく上手でした。
湖に生えているハスの茎を折り、
中から出てくる繊維を撚り合わせて糸にし、
それを乾かして染色し、織物を作っているそうです。
最後に葉巻を巻いている集落を見学し、
ニャウンシュエの街に戻りました。
インレー湖は東南アジアの他の国ほど観光開発されていないことや、
そこに住む人々の民族性もあり、
困っていれば誰かがすぐ助けてくれる、
目が合えば知らない人でも「ミンガラバー(こんにちは)」と声を掛けてくれる、
そんな居心地の良さが最高でした。
決して豊かではないけれど、
そこに暮らしている人みんなが笑顔に溢れていて幸せそうで、
なんか考えさせられるものがありました。
東南アジアをここまで旅してきて、
間違いなくぼくの中では「もう一度訪れたい街ランキングNo.1」です。
ホステルでシャワーを浴び、
近くのレストランでインレー湖最後の夕食です。
沈んでいく夕陽を見ながらミャンマービールを飲み、
ヤンゴン行きの片道12時間の夜行バスに乗り込みました。
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