世界一周64日目前編 イスラエル(19) 〜エルサレム「神殿の丘」へ〜
世界一周64日目。
通信速度が遅くて長い記事を一度にアップロードできないので、
まずは午前のエルサレム観光について記します。
朝自然と目が覚め、時計を見るとなぜか早朝5時。
おかしい。
いつも起こされなければ昼まで寝てる体質なのに。
せっかくなので二度寝せずにベッドを出て、
ホステルのリビングに向かいます。
昨日のブログを書いてからホテルの朝食を食べ、
今日もエルサレムの旧市街へと向かいます。
目的地は2つ。
「聖墳墓教会にあるキリストの墓」と「神殿の丘」。
まずは聖墳墓教会へ。
中にキリストの墓があります。
このさらに内部に空間があり、そこに墓石があります。
こちらは昨日行こうとしたものの、1〜2時間待ちの大行列で断念。
朝ならすいていると知り、今朝再チャレンジです。
噂通り朝の教会は観光客が殆どいませんでした。
そして神聖な空気に包まれていました。
墓の内部の空間入り、この目で見たキリストの墓石は、
長い歴史を感じさせる佇まいでした。
次に「神殿の丘」にあるイスラム教の聖地・岩のドームへ向かいます。
「神殿の丘」とは昔ユダヤ教の神殿が建っていた小高い丘で、旧市街の中にそびえています。
この神殿は2000年前にローマ帝王によって破壊され、
神殿を囲んでいた壁のうち西側部分だけが残され、
現在ユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」となっています。
↓嘆きの壁越しに見る神殿の丘。その中心にそびえる金色のドーム屋根が岩のドーム。
そして破壊されたユダヤ教の神殿の跡地には、現在イスラム教の聖地となっている岩のドームが建てられました。
宗教の歴史ってなんかすごい。
このような歴史のいきさつもあり、
神殿の丘に入ることができる時間帯は、現在イスラム教徒以外は制限されています。
2017年3月現在、8時半〜10時半と12時〜13時半となっています。
これは変更がしょっちゅうあるみたいです。
イスラム教徒以外が神殿の丘に立ち入ることができる入口は、現在たった1箇所だけ。
嘆きの壁を越えて渡る木製の橋だけです。
この橋では厳しいセキュリティーチェックが行われています。
金属探知機にパスポートチェック、など
飛行機の手荷物検査場並みの厳しさです。
1箇所しか入口がないうえに厳しいセキュリティチェック、
なのでゲートは常に長蛇の列です。
イスラム教徒は複数ある専用の入口から自由に出入りできます。
↓帰りにはイスラム教徒専用道を通らせてくれます。帰りならセキュリティチェックいらないからね。
異教徒は岩のドームには立ち入ることができないので外から眺めます。
イスラエルの青空によく映える金色のドーム型の屋根。
美しいです。
飛行機雲がきれい。
神殿の丘を後にして、本日のメインの目的地であるパレスチナ自治区へと向かいます。
後編に続く
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