旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

DAY249-250 マケドニア 〜わけのわからない街並み・スコピエ〜




<<< DAY249 >>>


ブルガリアの首都ソフィアを16時に出たバスは、

約5時間後の20時過ぎにマケドニアの首都スコピエに到着。

両国の時差は1時間。



バスターミナルから歩いて今夜の宿へと向かいます。




1泊9USD(約1000円)のホステルが今夜の宿。

1000円にしてはかなり清潔でホスピタリティーに溢れた宿。

バルカン半島はやはり物価が安い。




チェックインを済ませ、夜のスコピエの街へと繰り出します。




街の中心を東西に流れるのがヴァルダル川。


この川沿いに散歩していきます。




スコピエの街は昼よりも夜のほうが美しいと言われるほど、

夜のライトアップがド派手。




共産主義時代に建てられた、

巨大で無機質な建物が幾つも並んでいるので、

統一感があってなかなかに美しいです。







川には船を模したレストランも浮かんでいます。


「浮かんでいる」というと語弊があります。

この川、水深が数十センチしかないので……




洒落た街灯の並ぶ橋の上には、彫刻がたくさん並んでいます。





ギリシャの神殿のようなモニュメントも。



実はこれらの彫刻やモニュメント、

つい最近建てられたらしいのです。



2010年から始まった「スコピエ2014」という名の都心開発プロジェクトのもと、

巨大なモニュメントが次々と建てられ、

このような、わけのわからない街並みになったそう。




国の財政が厳しいのにこんなことをやるので、

国民からは不評だとか。笑





時刻は10時過ぎ。


おなかもすいてきたので、

宿のオーナーに勧められたレストランに入ります。


名前は「Kej」。

マケドニアのビールと料理に舌鼓を打ちます。




マケドニアのビールはクセがなくてなかなかに美味い。



こちらはマケドニア料理の「タフチェ・グラフチェ」。




歴史的にオスマントルコによる支配が長かったからか、
マケドニア料理はトルコ料理からの影響が強い印象。

要するに美味い!



会計は460デナリ(約900円)。

バルカン半島は物価が安いです、最高!



ほろ酔いのまま宿に帰り、シャワーを浴びてベッドに潜り込みます。



いやー、エジプトからギリシャブルガリア 、そしてマケドニアとかなり移動した1日でした。


おやすみなさい。





<<< DAY250 >>>



朝起きたのは8時。

今日は昼前のバスで、隣国のコソボに向かう予定。



宿に荷物を置いたまま、街に出かけます。



風にたなびく巨大なマケドニア国旗。



目指すのは、バザール(市場)。

歩いて15分ほどで到着。



まだ時間が早すぎたのか、多くの店はシャッターが降りたまま。




ぶらぶら歩いて土産物を買い、そのまま旧市街を散策。





モスクも建っており、

ヒジャブを被った女性をときどき見かけます。



マケドニアの宗教構成は、

キリスト教系のマケドニア正教が7割、

そしてイスラム教が3割。



民族はマケドニア人が過半数ですが、

隣国のアルバニア人も少なくなく、

2000年代前半には武力衝突もあったそう。




トルコのエルドアン大統領の写真を掲げた家も。


表には出ていないだけで、民族間の対立は今なお根深いのかもしれません。



10時半になったので、

宿をチェックアウトしてバスターミナルへと向かいます。




隣国コソボのプリズレン行きのチケットを購入。


11時半発、14時半着の所要3時間、

料金は580デナリ(約1100円)。




バルカン半島キリル文字が読めないと生きづらい世界です。


ウズベキスタンで覚えといてよかった。笑




出発まで時間を潰します。




ブルガリアでもそうでしたが、バルカン半島は本当にカジノが多い。



バカンスシーズンに訪れる外国人向けでしょうか。




そしてバスは定刻より少し早い11時20分にスコピエを出発。

こんなに大きなバスなのに乗客はぼく1人だけ。笑


さて、国境に着くまで昼寝します。

おやすみなさい!