DAY249-250 マケドニア 〜わけのわからない街並み・スコピエ〜
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ブルガリアの首都ソフィアを16時に出たバスは、
両国の時差は1時間。
バスターミナルから歩いて今夜の宿へと向かいます。
1泊9USD(約1000円)のホステルが今夜の宿。
1000円にしてはかなり清潔でホスピタリティーに溢れた宿。
バルカン半島はやはり物価が安い。
チェックインを済ませ、夜のスコピエの街へと繰り出します。
街の中心を東西に流れるのがヴァルダル川。
この川沿いに散歩していきます。
スコピエの街は昼よりも夜のほうが美しいと言われるほど、
夜のライトアップがド派手。
共産主義時代に建てられた、
巨大で無機質な建物が幾つも並んでいるので、
統一感があってなかなかに美しいです。
川には船を模したレストランも浮かんでいます。
「浮かんでいる」というと語弊があります。
この川、水深が数十センチしかないので……
洒落た街灯の並ぶ橋の上には、彫刻がたくさん並んでいます。
ギリシャの神殿のようなモニュメントも。
実はこれらの彫刻やモニュメント、
つい最近建てられたらしいのです。
2010年から始まった「スコピエ2014」という名の都心開発プロジェクトのもと、
巨大なモニュメントが次々と建てられ、
このような、わけのわからない街並みになったそう。
国の財政が厳しいのにこんなことをやるので、
国民からは不評だとか。笑
時刻は10時過ぎ。
おなかもすいてきたので、
宿のオーナーに勧められたレストランに入ります。
名前は「Kej」。
マケドニアのビールと料理に舌鼓を打ちます。
マケドニアのビールはクセがなくてなかなかに美味い。
こちらはマケドニア料理の「タフチェ・グラフチェ」。
歴史的にオスマントルコによる支配が長かったからか、
マケドニア料理はトルコ料理からの影響が強い印象。
要するに美味い!
会計は460デナリ(約900円)。
バルカン半島は物価が安いです、最高!
ほろ酔いのまま宿に帰り、シャワーを浴びてベッドに潜り込みます。
いやー、エジプトからギリシャ、ブルガリア 、そしてマケドニアとかなり移動した1日でした。
おやすみなさい。
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朝起きたのは8時。
今日は昼前のバスで、隣国のコソボに向かう予定。
宿に荷物を置いたまま、街に出かけます。
風にたなびく巨大なマケドニア国旗。
目指すのは、バザール(市場)。
歩いて15分ほどで到着。
まだ時間が早すぎたのか、多くの店はシャッターが降りたまま。
ぶらぶら歩いて土産物を買い、そのまま旧市街を散策。
モスクも建っており、
ヒジャブを被った女性をときどき見かけます。
マケドニアの宗教構成は、
そしてイスラム教が3割。
隣国のアルバニア人も少なくなく、
2000年代前半には武力衝突もあったそう。
トルコのエルドアン大統領の写真を掲げた家も。
表には出ていないだけで、民族間の対立は今なお根深いのかもしれません。
10時半になったので、
宿をチェックアウトしてバスターミナルへと向かいます。
隣国コソボのプリズレン行きのチケットを購入。
11時半発、14時半着の所要3時間、
料金は580デナリ(約1100円)。
ウズベキスタンで覚えといてよかった。笑
出発まで時間を潰します。
ブルガリアでもそうでしたが、バルカン半島は本当にカジノが多い。
バカンスシーズンに訪れる外国人向けでしょうか。
そしてバスは定刻より少し早い11時20分にスコピエを出発。
こんなに大きなバスなのに乗客はぼく1人だけ。笑
さて、国境に着くまで昼寝します。
おやすみなさい!