旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

DAY236 ウズベキスタン 〜ヒヴァからブハラまで500kmのタクシー移動〜



朝起きたのは8時半。

宿についていた朝食を食べてから、今日の予定を立てます。



次に向かう街はブハラ。

いまいるヒヴァの街から約500km離れています。



宿泊しているArkanchiホテルのスタッフに聞いてみると、

タクシーを1台貸し切って50万スム(約6000円)とのこと。


3人旅なので3で割ると約2000円、

オッケーすることにしました。



それにしても500kmタクシーに乗ってこんなに安いとは、

とてつもなく物価の安い国です……





タクシーが迎えに来るのは11時。


それまでホテルのロビーで時間を潰していると、

ホテルのスタッフにいきなり日本語で話しかけられました。





なんと彼は、2年前に出会った日本人女性と結婚したそう!


JICA(国際協力機構)が作ってくれたという、

ウズベク語と日本語の単語帳で必死に日本語を勉強していました。




タクシーが来るまでの1時間ほど、

彼の日本語の練習相手になることにしました。



「『April』は『よんがつ』だよね?」と聞かれ、

「『よんがつ』じゃなくて『しがつ』だよ」と答えると、

「なぜ?」と尋ねられました。



たしかに、そんなこと考えたこともありませんでした。


漢字を知らずに音だけで日本語を覚えるって、

めちゃくちゃ難しいことだな、と実感。



日本のコンビニで働いている外国の方、本当に凄いです。




そうこうしているうちにタクシーが到着したので乗り込みます。




ブハラまではほとんどがこのような砂漠の一本道。



どこまでも真っ直ぐな道を、ひたすら120km/hでとばしていきます。



右手に見えるのは隣国トルクメニスタンだそう。



北朝鮮と並ぶほどの独裁国家で、

なかなか入国の難しい国です。



1時半ごろに、昼食のために道端の料理屋に止まります。




メニューは1品だけ、中央アジア名物の「サモサ」。




パンの中に肉まんの具が入ったような料理です。


これが抜群にうまかった!

ウズベキスタン、世界でトップクラスに飯のうまい国です!




食後、再びブハラに向けて出発。


いつのまにか道は未舗装路に変わりました。


それでもドライバーは100km/h以上出して突っ走ります。




ブハラに着くまでに2回給油しました。

給油と言うより給ガスと言ったほうが正しいかもしれません。



なにしろ、ウズベキスタンのほとんどの車は天然ガスで走ります。

バスも天井に、燃料のためのガスボンベを積んでいます。


ちなみに乗用車では、後ろのトランクの中にガスタンクがありました。




ガソリンスタンドの代わりにメタンガススタンドがあり、



こんな機械で補給します。




天然ガスが豊富に採れるウズベキスタン独特の光景です。



給ガス中にはドライバーも他の乗客も全員下車して車を離れるのがルール。

ガス漏れや引火対策なのでしょうか。




そしてヒヴァを出てから約5時間半、

500km離れたブハラの街に到着しました。



宿にチェックインすると時刻はもう5時前。



少し休憩してから街を散策することにします。