世界一周18日目 マカオ 〜世界一のカジノの街で夢を見る〜
2016.02.26 マカオ(7ヶ国目)
なんとか生きて朝を迎えることができました。笑
↓前夜何があったのか、詳しくはこちらを
朝起きるだけでこんなにほっとしたのは初めてかもしれません。
宿を出て香港の港の埠頭からフェリーに乗り、40km離れたもう一つの中国の特別行政区であるマカオを目指します。
香港は旧イギリス領ですが、マカオは旧ポルトガル領です。
香港とマカオはそれぞれ中国本土とは異なる扱いなので、2地域間の移動にも出国・入国手続き、パスポートが必要です。
マカオはカジノが政府の財政収入の85%を占めており、その売り上げはラスベガスをも抜き去り世界1位です。
ポルトガル統治時代の西洋風の建造物が多く残っており、世界遺産にも指定されています。
いつも通り屋台をぶらぶらしてご当地メニューを堪能します。
マカオといえばカジノのイメージしかありませんが、意外と庶民的な街並みが広がっています。
街の中心部・セナド広場
西洋風の建物と中国感満載のランタンが混在してなんかすごい・・・。
この街並みは世界遺産にも指定されています。
入口だけが残った有名な観光名所・聖ポール教会
ガイドブックの片隅に載っていた聖ヨハネ教会という最も美しいとされる教会にも行きました。
教会にはぼく以外誰も観光客がいませんでした。
無人の教会の礼拝堂はとても厳かな雰囲気で、宗教というものにあまり縁の無い人生を送ってきたぼくでさえ感じるものがありました。
教会の内部の彫刻や絵画を眺めながら1人でぼーっとする時間は特別なものでした。
その後世界一高いバンジーのあるマカオタワーにも登りました。
怖くないと言えば嘘になりますが、世界一高いバンジー、やらないわけにはいきません!
勇気を出して入場ゲートへ向かいます。
ぼく「あの・・・すみません・・・バンジーやりたいんですけど・・・」
係員のお姉さん「はい、45000円になります。」
よ、よんまんごせんえん・・・!?!?
0が2こ多いよ……
世界一高いのは値段なんじゃないか、そう文句を垂れつつ諦めて帰ってきました。
展望台からの風景はPM2.5か分かりませんが濁ってます。
マカオタワーを後にしていよいよこの旅の最終目的地であるカジノに向かいます。
売上、面積ともに世界最大のカジノであるザベネチアンマカオで勝負することにしました。
カジノの広さは東京ドーム1個分もあり、途方も無い規模です。
建物の内装は金色、シンガポールのマリーナベイサンズのように中を運河が流れており、そこに船が浮かんでいます。
軍資金はたった20HK$(300円)、ルーレットの赤黒を予想してひたすら賭けていきます。
「黒こい・・・」 「黒きた!!!!」
「赤こい・・・」 「赤きた!!!!」
「次は赤かな・・・」 「うわ、また当たった!!!!」
秘めていた博才が輝きを放ち、予想が10連的中したりして、2時間後には元手
の50倍以上の1020HK$(15000円)になりました。
帰りの飛行機の時間もあるので、そろそろカジノを去らなければなりません。
ここで15000円引き落として大勝ち!!
とは行きません。
ここでギャンブラーの血が騒ぎました。
所詮失っても痛くは無いお金、ここでさらに化けるかゼロになるか、自分の運を試してみたくなりました。
元手の20HK$を除いた1000HK$を2回に分け、赤に全賭けしました。
結果は…
黒 黒 でした。
2時間かけて稼いだ15000円はすべて水の泡、ここで失った額を取り戻すためにさらに賭けるのがギャンブル中毒なんやろなぁと思いました。
悪銭身につかずと言うようにあの15000円はどうせロクでも無い使い方をしていたと思うので、オイシイ話ができたのとギャンブルはロクなことないという教訓が得られたのとで良しとします。笑
次にマカオに行く時は、沢木耕太郎の「深夜特急」でもめっちゃ面白く書いてある、「大小」をプレイしたいな、と思います・・・
その後香港国際空港に戻り、日付が変わって深夜1時すぎ発の飛行機で日本に戻りました。
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