世界一周131日目前編 アルゼンチン(45) 〜圧巻!目の前で轟音と共に崩落するペリト・モレノ氷河〜
世界一周131日目は盛りだくさんだったので、
前編と後編に分けました。
まずは前編から!
昨日までの2日間、
200km離れたエル・チャルテンの街でフィッツロイトレッキングを満喫してきました。
そして今日はいよいよ、
待ちに待った氷河を見に行く日。
アルゼンチン、チリの南部には
パタゴニアと呼ばれる地域が広がっており、
ここに存在する氷河は、
南極、グリーンランドに次いで地球上で3番目に巨大です。
その中でも最も有名なのがペリト・モレノ氷河。
ペリト・モレノ氷河は全長35km、表面積は195平方キロ、
先端部の幅は5km近く、高さは60mあります。
豊富な降雪と比較的高い気温のため、
流れが速いのがこの氷河の特徴で、
平均して1日でなんと2mも進んでいます。
この動きが有名な崩落を引き起こします。
巨大な氷の塊が、数十メートル下の水面に向かって落下。
その音はまるで雷鳴を思わせるような轟音です。
この崩壊が特に頻繁に見られるのが、
気温の高い夏の12〜3月。
まさに今なんです。
エル・カラファテの街のHielo & Aventura社という会社で、
氷河の上を歩くことのできるミニ・トレッキングツアーを予約したのが3日前。
そして、今朝はオフィスの前に朝7時45分に集合。
乗り込んだバスは、
他の宿に泊まる参加者をピックアップしながら、
ペリト・モレノ氷河へと向かいます。
エル・カラファテの街から氷河までは約80km。
到着したのは10時すぎ。
まずは、氷河を観察することのできる散策路と、
次の集合時間の説明を受けます。
そして解散、自由行動。
散策路を歩きながら、あらゆる角度から氷河を眺めます。
まずは全体像を。
先端部の幅は5km、奥行きは35km。
とてつもない規模です。
これが最も氷河の進む速度の速い中央部。
1日に2mも進んでいます。
崩壊した氷の塊が湖面にたくさん浮かんでいます。
そして写真の右端が、氷河の端の部分。
進む速度は中央部より遅く、1日に40cm。
つまり、崩壊が見たいなら中央部にいるのがベター。
氷河が浮かぶ湖は美しいエメラルドグリーンに輝いています。
んー、絶景。
氷河の崩落は、ぼくたちが訪れた日では、
平均して1時間に1,2回ぐらいでした。
これを動画に収めるのはなかなか難しいです。
ですが、なんと…!!
幸運にも撮影に成功しました!
その映像がこちら。
旅バカ医大生@世界一周46ヶ国目 on Twitter: "南極大陸、グリーンランドに次いで世界で3番目に巨大な氷河である、南米大陸最南部パタゴニアの氷河。
その中でも最も有名なペリト・モレノ氷河が崩落する瞬間。(アルゼンチン🇦🇷)… "
大満足の氷河観察も終わり、
持参したランチを食べます。
12時半にツアーは公園のインフォメーションセンターに集合。
再びバスに乗り込み、
次は船着き場へと移動します。
到着した船に乗り込み、
次はいよいよ氷河の上を歩くトレッキング!
続きは世界一周131日目・後編で!