旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

世界一周131日目後編 アルゼンチン(45) 〜絶景!氷河の洞窟は見たことのない青だった〜





世界一周131日目は盛りだくさんだったので、

前編と後編に分けました。



続いては後編!







ペリト・モレノ氷河観光を終えて乗り込んだ船は、

氷河を横目に見ながら湖の上を進みます。






氷河には、このように下にトンネルができているものもあります。





そして船に揺られること約30分。



上陸。





軍手を渡され、歩いて氷河まで向かいます。

この軍手は、氷河の氷に触れて手を怪我しないために着けるそう。




実は氷河の表面って、ナイフみたいに尖っているんです。





そして、氷河に到着。





続いては、氷河の上で滑らないように、

靴にアイゼン(クランポン)を装着します。





雪山に登る人が着けているアレです。




ぼくは登山が趣味で雪山にも登るので

自前のアイゼンも持っていますが、

嵩張るので日本に置いてきました。笑



レンタルも無料やし。






そして、いよいよ氷河の上に乗ります!







氷河と地面の間はこんな感じになっています。


見たことのないような透き通った青色。






後でこれよりもっとすごいものを見せてもらったので、

楽しみにしておいてください。笑






アイゼンを着けて氷河の上を歩くと、

周りの風景はもはや南極。





一面、見渡す限り氷の世界です。






このペリト・モレノ氷河は高さが約60m。





見上げると、まるで聳え立つ雪山のようにも見えます。







いたるところに氷の裂け目・クレバスが口を開けています。





こんなところに落ちたら、と考えると恐ろしい。






氷河の表面から底へ、

滝のように水が流れ落ちるクレバスも存在します。



このクレバスは深さがなんと30m。




真上から覗くと、

吸い込まれてしまいそうな青さです。






撮影した写真をパラパラと貼っていきます。






そしてトレッキングツアーは最後に、

氷河の氷を砕いて、

氷河の上でウイスキーロックを飲みます。笑




こういうところが南米クオリティー。笑



しかもみんな酒に強いので、

なみなみとウイスキーを注がれます。




ガイドは、「これがICE BARさ!」

とおどけています。





ウイスキー氷河ロックのお味は……??







いや、ふつうのウイスキーやんけ!笑


当たり前です。








アイゼン(クランポン)を脱ぎ、これで終わりかな、

と思っていると、

ガイドが「あと1つ最高のサプライズがあるぜ!」と言い始めました。




次はテキーラでも飲まされのかな、と思いながら

先を行くガイドの後をついていきます。







すると、目の前に広がったのは……






どどーーーん!!!!!







そう、氷河の洞窟です!


氷河の底面と地面との間に偶然生まれた洞窟。





ガイドによると、

あしたには洞窟の中全てが水に満たされてしまって入れなくなるだろう、とのこと。





「これを見ることができた君達は本当にラッキーだ!」と

ガイドも興奮しています。





奥行きは30〜40m、高さは5mはあるでしょうか。




まさに氷の洞窟。





奥には氷河から溶け出した水が溜まっています。




この上には厚さ数十メートルの分厚い氷があります。


その中を通り抜けてきた波長の長い青色の光だけが届くので、

このように青く輝いているのでしょう。



などと理屈っぽく考えながら、洞窟の中を歩きます。






洞窟は、場所によって異なる青色をしています。





入り口は淡い青色。




奥に進むほど、深い青色へと変わっていきます。





どの色も、この目で見たことのない色をしています。








氷河の洞窟を満喫したあとは、

再び歩いて船着き場へと戻ります。





あまりの絶景の連続に後ろ髪を引かれつつ、

船のデッキで氷河を眺めます。




いやー凄いところやった、ペリト・モレノ氷河。



あの氷の洞窟の澄んだ青色を、

生涯忘れることはないだろうと思います。


いやー、感動した。






船に揺られること30分、

再びバスに乗り込み、エル・カラファテの街へ。





街に到着したのは19時。





スーパーで牛肉とビールを買って帰って、

今夜も宿で調理して宴です。





今夜は、アルゼンチンで過ごす最後の夜。

たっぷり楽しみます!




では、おやすみなさい。