旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

世界一周90日目 マダガスカル(36) 〜絶景の街・アンタナナリボでトラブル続き。〜

世界一周90日目
マダガスカル(アンタナナリボ)〜マダガスカル(ムルンダヴァ)





午前1時50分にマダガスカルの首都・アンタナナリボ国際空港に到着。

そして宿に移動。

朝5時に就寝、予定では7時半に起床。



ですが、そんなにうまくはいきません。

さすがに起きれない。笑





結局起きたのは8時45分。







両替は昨日空港で済ませました。


普通の国では空港よりも街中のほうが両替レートが良いので、街中で替えますが、マダガスカルは逆だそう。



1ドルが3000アリアリ。

つまり、300ドル両替したなで、90万アリアリ。




そしてこの国、1つ問題が。


お札が最大で10000アリアリまでしかないんです。



となると、こうなります。





そう、財布が閉まらない。笑







ウガンダで出国拒否され飛行機に乗れなかった影響で、

マダガスカルの滞在日数が5日半→4日と減りました。



そのため、マダガスカル超・弾丸スケジュールで旅しなければいけません。





マダガスカル観光の目的は大きく2つ。


・モロンダバという街で、有名なバオバブ並木を見る

・首都アンタナナリボ近郊のレミューズパークでマダガスカル野生動物を見る






まずは、この1つ目のバオバブ並木を見るために、首都のアンタナナリボからモロンダバまで移動します。



この区間は飛行機も飛んでいます。
片道たった1時間。


が、マダガスカルの国内線はマダガスカル航空の一社独占状態となっており、

この区間でさえ往復で7万円もします。




高すぎ。笑

ぼくには払えません。







マダガスカルの地元民の移動の足は、もっぱら「タクシーブルース」と呼ばれる乗り合いタクシー。



ブルースなんてかっこいい名前がついてますが、

ハイエースみたいな車にぎゅうぎゅう詰めに詰められてボコボコの道を走る、地獄のような乗り物。





なんと片道20時間もかかります。

飛行機なら1時間なのに。





しかし、お値段はなんと40000アリアリ(約1400円)。

飛行機の25分の1です。


売り場の壁には50000アリアリと貼ってありますがこれは嘘で、実は35000アリアリ。



ただ、なんやかんやで金を巻き上げられて結局40000アリアリになります。




貧乏旅人はもちろんこれに乗るしか選択肢がありません。







そこで、朝起きてまず、モロンダバ行きのタクシーブルースが出るターミナルへ。


ターミナルへタクシーで向かう途中、タクシーの窓から客引きが声をかけてきます。

これはどこの国でもよくあること。



ただ、ここからがマダガスカル

なんと、客引きがぼくのタクシーに乗り込んできます。笑




3人も客引きが乗ってきて車内は満席。

なんだよこれは。笑




客引きには耳を貸さず、14時発のモロンダバ行きのチケットを探します。


ターミナルは殺人的な客引きの嵐。




とにかく早くここを去りたいので、最初に目に付いた会社に入りました。





この会社のチケットを買って店を出ようとすると、

しつこくつきまとってきていた客引きが、

「チケットをよこせ!おれの会社のを買え!」と殴りかかってきました





アフリカのバスターミナルの治安はどこもほんまに悪い。


殴りかかってくる腕を抑え込み、ターミナルを後にします。




南アフリカとかのアフリカ人は、全員ボブサップ並みに身体が大きくて筋肉質ですが、


マダガスカルは島。


アフリカ大陸とは人種が異なり、インドネシアなどから船でやってきて住み着いた、と考えられているそう。


なので、南アフリカ人と比べて身体が小柄です。


ちょうど日本人ぐらい。




殴りかかって来たのがマダガスカル人だったのでなんとか抑え込めましたが、

あれが南アフリカ人やったら確実にボコられてました。



いまごろ道端で死んでた。







宿に戻り、チェックアウトを済ませ、大きな荷物は預けてアンタナナリボの街を散策します。



アンタナナリボの街は最近急速に治安が悪化しているそう。


街のど真ん中で真っ昼間にでも、

観光客をターゲットとした集団強盗が頻発しているそう。



日本人の被害者も急増しているそうです。





独立大通りという名の目抜き通りを歩きます。




アンタナナリボは本当にヨーロッパ風の街並みです。






次に、街全体を見下ろす丘に建つ、「女王宮」という名の遺跡へ。


ここは入場料10000アリアリ(300円)です。




が、入場しようとすると、入口にたむろしている男たちが、
「ガイドをつけなければいけないことになっている。1人追加で20000アリアリ(約700円)必要だ。」

と言ってきます。




もちろんこれは


ただ、こいつらが入口を塞いでいるので入れません。





同じく観光に来た数人の欧米人も同じことをされ、

入場せずにブチギレて帰っていきました。




仕方なく、遺跡そばの屋台で飯を食って様子を伺います。



この麺類が1000アリアリ(約30円)。安い。





いつまで経っても立ち退かないガイドの押し売り。


その間にも騙される欧米人、ブチギレて帰る欧米人。

色々といます。



どうやら彼らは毎日ずっとあそこを封鎖しているよう。



本当にクソみたいな街です、マダガスカルアンタナナリボ





結局、値切って値切ってガイド代10000アリアリ(300円)で入場しました。

もちろん金だけ払ってガイドは拒否。


どうせガイドさせたら、チップもよこせとか喚くのが目に見えています。





遺跡内をぶらぶら。


これが女王宮。





この遺跡は景色がいいことで有名。





その景色がこれ!!




遺跡は小高い丘の上に建っているため、360度街の景色を見渡すことができます。


反対側はこんな感じ。



マダガスカルはアフリカ大陸とは異なり米作が盛ん。

田んぼが見えます。




景色を満喫してから丘を下り、宿に預けていた荷物を受け取っていざタクシーブルースのターミナルへ。

これから20時間の地獄が待ち受けています。



続きはあしたのブログで。


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