旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

世界一周145日目 ペルー(49) 〜20時間かけて地獄の陸路国境越え〜





朝起きたのは6時。

場所はボリビアの首都ラパスの旧市街にある宿。


標高は約3700mです。





昨日のワイナポトシ登山の疲れも抜け切らないまま、

眠い目をこすりつつ荷物をまとめます。



宝石の道、ウユニ塩湖、ラパス、ワイナポトシ登山と

合わせて11日間も滞在したボリビアとも今日でお別れ。







次はこの南米旅最後の国、

世界一周49ヶ国目のペルーです。




朝7時に、TITICACA社(バス会社)のオフィス前に集合。




15分遅れで到着したピックアップのバスに30分ほど揺られ、

ラパス市内の長距離バスターミナルに移動。





バスターミナルに到着し、

8時発のコパカバーナ行きバスに乗り換えます。





まず向かうコパカバーナは、

船が航行する湖としては世界で最も高いところにある、

チチカカ湖畔の街。



いまいるラパスの街からは158km離れています。






バスの車窓からは遠くにチチカカ湖が見えます。




チチカカ湖はなんと琵琶湖の約12倍の規模。



富士山頂よりも高い、標高3890mの大地に広がる

神秘的な湖です。






早起きしたので車内では爆睡、

気がつくとチチカカ湖のほとりでおろされていました。


時刻は10時すぎ。




ここはまだコパカバーナではありません。






橋のないチチカカ湖を渡るため、

乗客はひとまずバスから全員降りて船で対岸に渡ります。



船の料金は1人2ボリ(約30円)。






続いて、バスは専用の船で湖を渡ります。




去年行った、

アフリカのザンビアボツワナの国境みたいです。





無事に対岸に上陸。




再びバスに乗車、

コパカバーナの街を目指してバスは走り続けます。








そして12時に、チチカカ湖畔の街コパカバーナに到着。




次は13時半発のバスに乗り継いで

ボリビアとペルーの国境を越え、

ペルーのクスコに向かう予定。



それまで、コパカバーナの街をぶらぶらしつつ、

適当に見つけたレストランで昼食。





頼んだのは牛ヒレステーキ。




最近、肉といえばリャマの肉しか食べていなかったので、

久しぶりの牛肉は最高!







13時半コパカバーナ発のバスに乗り、

まず目指すはペルーとの国境。






ボリビアの出国手続きを済ませ、




世界一周49ヶ国目・ペルーに入国!!






再びバスに乗り、予定通りに行けば

次は23時に最終目的地のペルーのクスコに到着する予定。



窓から差し込む日差しが気持ちよく、

ついつい爆睡。






しかし、15時半に見知らぬ街で乗客全員叩き起こされます。




降り立ったのは、ペルーのプーノという街のバスターミナル。

どうやら、ここでバスを乗り換えなければいけないそう。






TITICACA社でバスチケットを買ったときは、

コパカバーナからクスコまでは直通だよ、と言っていたのに……



まあ、一筋縄では行かないのが南米の陸路移動。






しかも、乗り換えるのはTITICACA社ではない、

名前も聞いたことのない会社のバス。





出発は17時らしく、

それまでプーノのバスターミナル内で時間を潰します。






バスは30分遅れてプーノを出発。



バスはかなりレトロな佇まい。

要するにボロいです。笑





去年の夏にアフリカを陸路で旅したときを思い出させます。


車内にはぼくたちの他に地元民が数人ほど。





丘を登り、プーノの街を一望する道をひた走ります。





プーノの街も、

ボリビアのラパスに似たすり鉢状の形をしています。






予定では23時にクスコに到着するはず。



ですが、途中の見知らぬ街で何度も停車、

アンデスの民族衣装を着たおばちゃんがたくさん

乗り込んできます。






結局クスコの街のバスターミナルに着いたのは、

予定より3時間遅い深夜2時。




ペルーとボリビアの間には1時間の時差があるため、

実に20時間も陸路移動したことになります。





ヘトヘトの体で宿にチェックイン。



宿の温水器が壊れていて冷水シャワーしか出ず、

さっそくペルーの洗礼を浴びました。笑




それでは疲れたので寝ます、おやすみなさい。