旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

Day218 メキシコ 〜首都メキシコシティは面白い街だった〜



現在地はメキシコのリゾート地・カンクン



今日の予定は、まず深夜2時20分の飛行機でカンクンを発ち、

メキシコの首都・メキシコシティに向かうことから始まります。




深夜2時過ぎ発ということで夕方から仮眠しようと思っていましたが、

うだうだしていると、結局寝ずに行くことに。



0時半にカンクン国際空港に着いてチェックインを済ませ、

飛行機は定刻通りの2時20分に離陸しました。



そして2時間のフライトを終え、

予定より少し早い4時半にメキシコシティに到着。


飛行機の中ではもちろん爆睡です。





メキシコシティの空港は比較的街の中心から近くに位置しており、

最も栄えており今夜の宿もあるセントロ地区までは、約6km。




この街は治安もカンクンほどは良くなく、まだ外も暗いため、

空港からプリペイドタクシーを使って宿へと向かいました。



約15分ほどで到着、料金は210ペソ(約1200円)。






宿のフロントでアーリーチェックインが可能か聞いてみると、

生憎今夜は満室で、チェックアウトが出るまで無理とのこと。



宿のロビーを借りて夜を明かすことにします。




うたた寝したり本を読んだりしつつ、

気づけば外も明るくなり時刻は9時。


チェックインは後にして、街に出かけることにします。




標高およそ2000mのメキシコシティは、

年中を通して朝晩は冷え込みます。


カンクンとは違って、街を歩いている人は長袖長ズボンが基本。



治安は朝晩を除けば、そこまで悪いわけではありません。




街はストリートアートで溢れており、

ラテンアメリカにいることを感じさせます。






ぶらぶらと歩いていると、

旧市街の中心であるセントロに到着。


空には巨大なメキシコ国旗が、風にたなびいています。





このセントロには大きく分けて3つ、見どころがあるので、

それを見ていくことにします。





1つ目がこの、メトロポリタン・カテドラル。




メキシコにある全てのカトリック教会を統率する存在で、

1563年の着工から120年近い年月をかけて完成したそう。




中に入ると、ちょうどミサが開かれていました。








この教会の裏手にあるのが、

2つ目の見どころ「テンプロ・マヨール」。




1450〜1500年頃のアステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿の遺跡であり、

1900年代に偶然発見されたもの。




旧宗主国のスペインによって建てられた西欧風の街並みの中に突然姿を現す、巨大な遺跡。

少し異様な光景です。




崩壊する前には、ここには高さ45mの巨大な建造物が建っていたそう。

見てみたかった。




遺跡の隣には、テンプロ・マヨール博物館があり、

出土品がここに展示されています。





この博物館、構造も洒落ていて展示の仕方も凝っており、

なかなかに満足度が高かったです。



建物内の巨大な吹き抜けには、

中央に出土品の中で最大の8トンもある石板が鎮座。



建物内のどこからでも眺めることができます。





この遺跡で興味深かったのが、

石で作られた頭蓋骨のお面。



それが無数に壁に埋め込んであります。

こんなの初めて見ました。






遺跡を後にして、

3つ目の見どころである国立宮殿に向かいます。




植民地時代の本拠として建てられたこの建物の最大の見どころは、

ディエゴ・リベラの最大の壁画「メキシコの歴史」です。




建物の壁を埋め尽くそうと描かれた巨大な壁画群は圧巻。


保存状態も非常に良好です。




宮殿の庭には、メキシコといえば…のサボテンがたくさん植えられていました。






どれもとにかくバカでかい。笑




チェックインの14時まで少し時間があるので、

地下鉄に乗って街の中を移動することに。





メキシコシティの地下鉄は驚くほどきちんと、路線網が整備されており、

乗客もかなりの人数です。




朝晩は治安が非常に悪いものの、

昼は比較的安心して乗ることができます。




メキシコの独立を祝う独立記念塔の周辺をぶらぶらし、

昼食を食べます。




ここもストリートアートがすごい。



14時過ぎに宿に帰ってきて無事にチェックインし、

昨夜の分を取り戻すべくひたすら爆睡します。




20時ごろに目が覚めて、宿の近くで軽く夕食を済ませ、

再び眠りにつきます。


それではまたあした、おやすみなさい。