DAY237-238 ウズベキスタン 〜「青の都」サマルカンドはハンパなく美しかった〜
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午前中にブハラの観光を終え、
12時過ぎにタクシーに乗り込んで、約300km離れたサマルカンドへと移動します。
3人で貸し切って30万スム(約4000円)。
1人あたりで割ると1000円弱です。
やっぱりこの国はタクシーが安すぎます…笑
昨日移動したヒヴァ〜ブハラの区間と比べて道路の速度制限が厳しく、
あまり速度が出せないため、
サマルカンドに到着したのは夕方5時前でした。
宿にチェックインして荷物を置き、街に出かけます。
まず向かったのは、あまりにも有名なレギスタン広場。
ウズベキスタンを訪れる前は、
中央アジアといえばこの「青の街」サマルカンドのレギスタン広場のイメージでした。
広場を囲むようにして建つ3つのメドレセ(神学校)が
美しい調和をもたらしています。
いやー、サマルカンドにやってきたな、と実感。
日も暮れて腹が減ってきたので、夕食を食べる場所を探します。
有名店という「レストラン・サマルカンド」へ。
とてつもなく豪華な外装。
内装も凄まじく豪華です。
日本では絶対に行けないような価格帯の店でしょう。
メニュー表には値段が書いてありません。
とてつもなく高いんじゃないか…?と恐れつつ、
ウズベキスタンの物価の安さを信じて豪遊します。笑
すっかり気に入ったマンティを注文。
他にも肉や麺、ビールまでたらふく食べて飲みます。
そしてとうとう会計の時……
3人で豪遊してお値段は……
なんと計14万スム(約1800円)!
1人600円という衝撃の物価の安さ。
さっきのマンティに至っては4000スム(約50円)でした。
どないなってるねんこの国……笑
大満足のまま宿に帰って眠りにつきました。
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今日は朝から丸一日サマルカンド観光をする予定。
しかし、あいにくの残念な空模様。
「青の都」と呼ばれるサマルカンドの青色の建築物が青空に映える様を見たかったので、
なかなかに残念です。
気を取り直して、まずはレギスタン広場へ。
んー、やっぱり晴れてほしかった…
全然違う……笑
レギスタン広場に入場し、3つあるメドレセ(神学校)の中
に入ります。
その中でも最も感動したのが、ティラカリ・メドレセの内装。
中に入ってみると驚き、全てが金色で彩られています。
壁から天井まで続くあまりにも見事な装飾。
時を忘れてしばらくぼーっと見上げていました。
3つあるメドレセの内部は多くが土産物屋になっており、
盛んに呼び込みをしています。
ぶらぶらと眺めながら歩いていると、ウズベキスタン美女を発見。
美女の笑顔に負けて、お土産を買いました。笑
レギスタン広場を離れて次は、
シャーヒズィンダ廟群へ向かいます。
サマルカンドを築き上げた王ティムールゆかりの人々の霊廟が道沿いに並ぶ、
いわゆる「死者の通り」です。
レギスタン広場よりも青が多く、
晴れた日にはそれは見事な光景が広がるそう。
曇天の今日でさえ、その青さには目を見張るものがあります。
シャーヒズィンダ廟群を後にして次に向かうのは、
中央アジア最大のモスクであるビビハニム・モスク。
とてつもなく巨大なモスクです。
これはティムールの妻のビビハニムが、夫のティムールに贈ったものだそう。
ビビハニム・モスクの隣にあるのが、シヨブ・バザールという市場。
色とりどりの果物や野菜、香辛料が並んでおり、
多くの人で賑わっています。
美味そうなミカンが並んでいたので購入。
日本と殆ど変わらない味です。
市場を出たあとは、歩行者天国となっている一本道を歩いて、
再びレギスタン広場へ戻ります。
途中、中央アジアの遊牧民が生活するための家であるユルタが展示してあるのを発見。
いつか遊牧民の村に遊びに行って、ユルタに泊まってみたいなぁ。
レギスタン広場近くのレストランで昼食。
すっかり気に入ったマンティ(餃子の一種)。
そして、初挑戦のラグマン。
お味は………美味い!!
例えてみれば、トマトスパゲッティ味のうどんといった感じでしょうか。
あまりに美味いので思わずおかわりしました。
そして、こちらも初挑戦のプロフ。
いわばピラフ、チャーハンの一種です。
コショウが効いていてなかなかに美味い。
いやー、中央アジアの料理最高!!
そして、食後はアミール・ティムール廟へ歩いて向かいます。
ティムールやその息子たちが眠る霊廟です。
その途中に、後ろに女の子がトコトコとついてきていることに気づきました。
ぼくのぶら下げている大きなカメラを指差して、
「写真撮って」と恥ずかしそうに言ってきました。
写真を撮って見せると大喜び。
どこの国も子供は本当に無邪気で可愛いです。
そうこうしているうちにアミール・ティムール廟に到着。
門をくぐって中へと入ります。
支配者の墓なだけあり、内部の装飾の美しさには目を見張るものがあります。
中央にある黒い墓石がティムールの墓。
厳かな雰囲気にしばらく浸ったあと、
建物の外周をぐるりと回って霊廟を後にしました。
一度宿に帰って、あしたの朝の首都タシュケント行きのタクシーを手配します。
そしてしばらく部屋で休憩したあと、昨日と同じくレストラン・サマルカンドへと向かいます。
昼に食べてどハマりしたラグマンを注文し、
メインは肉の盛り合わせを。
今日もビールを飲んで大満足のまま宿へ帰り、眠りにつきました。