日本一周70日目 長野県(29) 〜高原の湖!諏訪湖は意外と◯◯だった!〜
2017.05.07
長野県(29)
朝6時、山梨県と長野県の県境の山中にある道の駅で目覚めます。
道の駅の人が来る前にテントを畳んでベンチに腰掛けます。
日本一周も今日で70日目。
40都道府県目。
うん、キリがいい。
寒いので道の駅の屋内のベンチに移動、出発したのは朝9時過ぎでした。
さっそく峠越えの登り坂。
昨日から走っているこの国道20号、昔は甲州街道という街道だったそう。
宿場街を発見。
寂れてはいますが、すごく歴史を感じる建物ばかり。
昔はめっちゃ栄えてたんでしょうね。
抜けるような青空が気持ちいい。
田んぼには水を張ったばかり。
青空に映えるたんぽぽ畑が綺麗。
途中、コンビニで休憩しつつも、なんとか10時半ごろに峠のてっぺんに到着。
富士見峠。標高約950m。
ここから一気に200m近く下って、
諏訪湖のある諏訪の街に到着します。
諏訪の街の中心はこんな感じ。
こういうひなびた商店街、めっちゃ好きなんで最高。
おそらく散髪屋さんなんでしょうが、
違う意味にしか見えない。笑
この駅、駅の中に足湯があるんです。
改札の外に足湯があるのは温泉地とかでたまに見かけますが、
改札をくぐった先にあるのは見たことがありません。
珍しいけど、入るためには入場券が必要。笑
140円払ってたっぷり堪能しました。
駅のそばの食堂で昼飯を食べようとしましたが、運悪く今日は閉店。
コンビニでカップ麺を食べ、再び漕ぎ出します。
そして諏訪湖のほとりへ。
以下、諏訪市のホームページから抜粋。
信州最大の湖の諏訪湖は、毎年冬に全面結氷します。年により、その氷の厚さが10cm以上になり、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる「御神渡り」が見られます。
これは、気温の上下に寄って氷が膨張と収縮を繰り返すことによって複雑なメカニズムで起きる自然現象なのですが、何年かに一度、最高50cm~1mもの高さで湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は不思議なものです。
諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である、というロマンチックな言い伝えがあり、今も神官が御神渡りかどうかを認定する拝観式が行われます。その時、湖面の割れ目の状態を見て、その年の天候や農作物の出来、世の中の吉凶までも占います。御神渡りが起きない年は「明けの海」と呼ばれます。
諏訪湖は、最近は温暖化のせいで冬でも全面結氷する日が減り、御神渡りも起こらない年が多くなっています。
1990年以降に出現したのは、1991・1997・2003・2004・2006・2008・2012・2013年です。場所は、諏訪湖の南東から北に2本、南西から東に1本の合計3本の「道」でせり上がることが多いようです。御神渡りと認定されない年や御神渡りと認定される前でも、部分的なせりあがりが見られることがあります。
御神渡りは、北海道では屈斜路湖などでも起きますが、本州で本格的に見られるのは諏訪湖だけです。見学には防寒着を充分に着て、立ち入り禁止の湖上には立ち入らないようにしてください。
諏訪湖は意外と小さく、3〜4km四方ぐらいです。
湖というよりでかめの池。
そして何より驚いたのが、諏訪湖の水が意外と汚いこと。笑
長野県の高原、しかも標高760mにある湖。
御神渡りも起こる。
ってことで、勝手に、めっちゃ水が綺麗なんじゃないか、ってイメージを抱いてました。
うん、諏訪湖もふつうの湖。
ここから松本へ向かうには再び峠を越えなければいけません。
つまり、諏訪湖は高原の盆地にあるので、
山梨側へ行くのも長野側へ行くのも、どちらにも峠があります。
今度の峠はさっきより標高の高い1012m。
ただ、諏訪湖の標高が760mぐらいあるので、実質250mほど。
それでも急な坂でした。
道端に藤の花が。
そして14時過ぎ、なんとか峠のてっぺんに到着。
いやー、しんどかった。
ここから松本駅までは、25km延々と下り坂が続きます。
最高。
そして、1年ぶりの松本駅に到着しました。
以前来たときは、乗鞍(標高2700m)を自転車で越えて、岐阜県から来ました。
今回のチャリ旅はこれにて終わり。
続きはまた次回!
本日の走行距離 65.79km
累計走行距離 6566.15km
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