世界一周128日目 ウルグアイ(46) 〜ただ1点を除いて最高すぎる街〜
朝、目が覚めると9時。
今日は、ラプラタ川を渡って
対岸の街「コロニア・デル・サクラメント」に行く予定。
いまいるのはアルゼンチンのブエノスアイレス。
対岸のコロニア・デル・サクラメントは、
アルゼンチンではなくウルグアイに属しています。
つまり、フェリーとは言っても国際線。
そして川を渡ると言っても、
対岸まで距離は60km近く離れています。
普通のフェリーで3時間、高速フェリーで1時間。
宿のすぐ近くにフェリー会社のオフィスがあったので、
往復のチケットを購入。
3時間のフェリーは安いですが早朝しかなく、
起きるのが遅かったぼくたちは必然的に
高速フェリーに乗ることになりました。
行きは12:30発、13:30着。
帰りは20:30発、21:30着です。
チケットを買ってオフィスを出たのが10:30。
フェリー乗り場までは5km、少し時間があるので、
宿の周りをぶらぶらして朝食を食べることに。
ハンバーガーが食べたい気分だったのでマクドナルドに行きました。
テイクアウトしてタクシーに乗り込み、
フェリー乗り場へと向かいます。
ロクでもないやつが多いらしく、警戒しつつ乗車。
ドライバーから見えるように、
遠回りしたりしないように牽制します。
すると、ドライバーはわざと大渋滞が発生している通りをチョイス。
一本隣の通りはガラガラで車の流れがスムーズなのに。
あっちの通りを走ってくれ、と繰り返し言いますが、
「いやだ」の一点張り。
渋滞で時間をかけてメーターを回して稼ごう、
というよくある算段なんでしょう。
こんなのに付き合ってられないので、
お金を払ってその場で降りました。
さっきのタクシーのせいで時間的に厳しくなったので、
隣の渋滞のない通りへ走って移動。
タクシーを呼び止め、フェリー乗り場へ向かいます。
案の定こっちの道は最後までガラガラ。
まあフェリーにはなんとか間に合ったので許します。
決断が早かったのでなんとか耐えました。
そしてフェリー乗り場のターミナルで搭乗手続き。
国際線なので、
アルゼンチンの出国手続きとウルグアイの入国手続きも
同時におこないます。
そしてフェリーは定刻の10分後の12:40にブエノスアイレスを出航。
ブエノスアイレスの港には、水上カジノが浮かんでいました。
そして爆睡して目が覚めると、
ウルグアイに到着していました。
コロニア・デル・サクラメントの街は、
街全体が世界遺産に指定されています。
端から端まで15分もあれば歩けてしまうような小さな街。
街路樹として街中全てにカエデの木が植えてあり、
とにかく美しい風景。
さすが世界遺産なだけあって、
どこを撮っても絵になります。
病院も小洒落ています。
街のシンボルとなっている灯台。
上までのぼると、
ラプラタ川に面したコロニア・デル・サクラメントの街が一望できます。
ラプラタ川で釣りをしているおじさんが、
水たまりを生け簀にして釣った魚を活かしていました。
アルゼンチンのブエノスアイレスはとにかく治安が悪かったですが、
ウルグアイのコロニア・デル・サクラメントはめちゃくちゃ治安がいい。
日本と同じかそれ以上の水準。
窓を開けっ放しにしている家も多いです。
アフリカや南米では、基本的にカメラは隠して持ち歩き、
撮るときだけさっと出すのですが、
この街では堂々と首からぶら下げて歩き回ることが可能。
午後3時半。
通りに面したレストランで、遅めの昼食を食べます。
ビールで乾杯!!
うだうだと喋りつつ、
結局3時間近く座っていました。
そしてここで衝撃の事実が発覚。
ビール1本とパスタ2品、チキン1品、
合わせて1800ウルグアイペソ(約9000円)。
え……!!???
た、高すぎん…………???
これ、ぼったくられているんじゃなくて、
ウルグアイの物価が高すぎるだけなんです……
日本よりも高いんじゃないの……笑
痛すぎる出費を支払い、
午後6時を回ったのにまだ日が高い街へ繰り出します。
街の一角で、
旧車の集まる祭りを開催していました。
色とりどりの旧車の隣では……
これぞ南米!って感じの衣装で踊る
ナイスバディなお姉さん!!
演奏をする楽器隊も、陽気な音楽を奏でています。
ウルグアイ、ほんまええ国やなぁ。
物価高いことを除けば最高。笑
フェリーターミナルに着いたのは午後7時すぎ。
そしてフェリーは、定刻から1時間半遅れた
21時半にコロニア・デル・サクラメントを出航しました。
対岸のアルゼンチン・ブエノスアイレスに
戻ってきたのは23時前。
流しのタクシーをつかまえて宿に帰ります。
今夜は宿には泊まらない予定。
翌朝の4時発の飛行機に乗って南下するので、
シャワーを浴びてすぐに宿を出て空港へと向かいます。
それではおやすみなさい。