【保存版】世界一周後に選ぶ、南アジアの絶景14選!(インドなど)
どうもこんにちは! バックパッカー世界一周現在67ヶ国目の旅バカです!
キリマンジャロ山(5895m)に登ったりとアウトドア大好き旅人で、 以前は野宿しながら自転車で日本一周していました。
さて本題に入ります!
このページでは、ぼくがこれまでバックパッカーとして世界一周してきた中で、
本当に感動した絶景だけを、
実際に撮影した写真とともに紹介します!!
1つの記事にまとめてしまうととてつもない長さになってしまうので、
地域ごとに分けてそれぞれ記事にまとめました。
というわけで、このページは南アジア編です!
目次
- 1.レーの街並み(インド)
- 2.ラダック地方をバイク/原付で旅する(インド)
- 3. ガンジス河とバラナシの街(インド)
- 4. タージ・マハル(インド)
- 5. ジャイサルメールの街並み(インド)
- 6.タール砂漠で砂漠の民と暮らす(インド)
- 7. ジョードプルの夜景(インド)
- 8.アムリトサルの黄金寺院(インド)
- 9.ワガ国境での夕方の国境閉鎖のセレモニー(インド/パキスタン)
- 10.インドの寝台列車と駅(インド)
- 11. ジンベエザメと泳げる海(モルディブ)
- 12. エメラルドグリーンの海(モルディブ)
- 13. シーギリヤ・ロック(スリランカ)
- 14.ヌワラエリヤの茶畑(スリランカ)
↓ 他の地域も含めた全ての絶景はこちらからどうぞ。
<南アジア(3ヶ国, 14箇所)>
南アジアといえば、なんといってもインド。
世界一周の中でも最も印象深く、毎日が刺激の連続でした。
地獄のような下痢に毎日襲われ、文化の違いに衝撃を受け・・・
どんなにひどい仕打ちを受けても嫌いになれない不思議な国、それがインドです。
1.レーの街並み(インド)
インド最北部ラダック地方。
このラダック地方で最大の街が、「レー」という街です。
標高は約3500mと、富士山頂とほぼ同じ高さ。
このラダック地方は隣国のパキスタンと中国がその領有権を主張しており、
インドとパキスタンが戦った印パ紛争の起きた地域です。
首都デリーから、陸路なら5000m級の峠を2つ越え、
3日かけないと到着しない秘境ですが、
なんと空路なら、デリーから直行便で1時間半ほどでアクセスすることができます。
言語はラダック語、民族はチベット系の人が多く、
宗教もチベット仏教が多いです。
ラダックの人々はとにかくみんな優しく、
治安も非常に良いです。
中国国内のチベット自治区では、当局の弾圧により
チベット仏教の施設が殆ど破壊されてしまったため、
ここラダックのほうがチベットのありのままの雰囲気を感じることができます。
標高4000m近い不毛の地ということもあるのでしょうが、
どことなくさみしげな雰囲気の街並みが、
たまらなく好きになりました。
街を見下ろす高台には、
チベット仏教の寺院であるゴンパが建っており、
そこからぼーっと眺める街の風景は最高。
絶景をひとりじめ。
これまで世界中を旅してきましたが、
現時点でNo.1、いちばん好きなのは間違いなくこのレーの街です。
本当におすすめなのでぜひ行ってみてください!
2.ラダック地方をバイク/原付で旅する(インド)
先ほどのレーの街を中心としたラダック地方。
レーの街でバイクや原付を借り、1泊2日でこの地方を旅したのですが、
絶景の連続で最高の旅となりました。
↓ チベット仏教の寺院である「ゴンパ」。ティクセの街にて。
水の色の異なる2つの川が、混ざることなく流れていく。
車もほとんど走っていないこの地方。
無人の標高4000m近い高地をひたすら走り抜ける気持ちよさは格別です。
山を越えるたびに次の街が姿を現します。
冒険心をかきたてられます!笑
自分のペースで休憩し、気になった街に立ち寄り・・・
ぼくは1泊2日の旅の他にももう1日、
合わせて計400km近くを走りましたが、
常に新たな発見や驚きの連続で、全く飽きのこない旅でした。
3. ガンジス河とバラナシの街(インド)
人口10億人を越えるインドで圧倒的に最多の信者数を誇る宗教が、ヒンドゥー教。
バラナシとは、そのヒンドゥー教の聖地で、
聖なる川とされるガンジス川のほとりにある街です。
ヒンドゥー教の信仰によれば、
ガンジス川の聖なる水で沐浴すれば全ての水は清められ、
ここで死に、遺灰がガンジス川に流されれば、輪廻からの解脱を得られるそう。
そのため、この街に年間100万人を超える巡礼が訪れ、
その中にはここで死ぬのを目的にしている人さえいるとのこと。
ガンジス川の岸辺はどこも階段状の護岸(ガートという)が整備されており、
そしてこのガートこそが、
この街を訪れるヒンドゥー教巡礼者が目指す場所となっています。
バラナシの街に沿って84ものガートが並び、
その中でも最大なのが、「ダシャーシュワメード・ガート」。
物凄い数の巡礼者が、芋の子を洗うように川に浸かっています。
聖地巡礼を成し遂げたからなのでしょう、
巡礼者は嬉々とした表情で、
ガンジス川の水を汲んで持って帰っていきます。
ガンジス川は沐浴の場であるだけでなく、
地元に住む人々にとっては、
体を洗ったり洗濯したりする生活の場でもあります。
そして次は、ガンジス川の河原で遺体を燃やす、火葬場へ。
燃やされた遺体もまた、ガンジス川へと流されます。
天高く積まれた薪。
1人の遺体を燃やし切るのに、100kgの薪を使って3時間かかるとのこと。
薪代など、火葬にも多額のお金がかかるため、
このようにして火葬場で燃やしてもらえるのは、
恵まれた人間だけだそう。
歩けど歩けど飽きることのないバラナシの街。
この街で、今後の人生で、忘れることのできないであろう光景に出会いました。
それは、身分制に基づいた余りにも残酷で露骨な差別、
そして道端で亡くなっている人。
詳しくは下の記事に書いたので、興味のある方は読んでみてください。
4. タージ・マハル(インド)
世界中であらゆる建築物を見てきましたが、
その中でもトップクラスに感動したのが、このタージマハル。
タージマハルは、
インドを治めていたムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、
亡き愛妃のために22年の歳月と莫大な金額を費やして建てた、
白大理石の世界一豪華な墓です。
建築狂だった彼は、
タージマハルのすぐそばを流れるヤムナー河の対岸に、
自分の墓を全く同じ形で黒大理石によって造る計画を建てていましたが、
帝位を狙った三男アウラングゼーブによりアーグラー城に幽閉されてしまい、
それは叶わぬ夢となってしまいました。
↓ タージマハルから眺めるヤムナー河
彼は幽閉されてから亡くなるまでの8年間、
アーグラー城内からタージマハルを眺め、
未完成のまま終わってしまった「黒いタージマハル」を
毎日思い浮かべながら死を迎えたそう。
そんな歴史を知ると、この白い巨大な建築物が、
少し物悲しく見えてきます。
それにしても、あまりにも巨大で美しい建築です。
5. ジャイサルメールの街並み(インド)
インド西部にある、パキスタンとの国境に広がるタール砂漠のど真ん中にある街。
それがこの、ジャイサルメール。
もともとこの街は、インドとヨーロッパ方面との交易の中継地として栄えた街。
しかし、スエズ運河の開通や、
インドパキスタン紛争による国境の閉鎖により、
その地位は完全に失われ、近代化から取り残されてしまったのだそう。
そのため、街並みは約800年前の面影をそのまま留めています。
タール砂漠の真ん中にあるこの街は、
今も昔もあらゆるものが砂漠の砂・岩でつくられています。
そのため、城壁や塀だけでなく、建物の外装や装飾も
全て同じ、砂の色をしています。
そして、街の中心には城砦がそびえたっています。
近づいてみると、その規模の大きさに圧倒されてしまいます。
城壁だけで高さ数十メートルはあるでしょうか。
昔の栄華を感じさせます。
この城砦から見下ろす寂しげな街の風景が最高です。
6.タール砂漠で砂漠の民と暮らす(インド)
インド西部、先ほど記したタール砂漠の真ん中にあるジャイルメールの街では、
「キャメルサファリ」というツアーに参加することができます。
その名のとおり、ラクダにまたがって砂漠の民とともに砂漠で暮らす、というツアー。
ラクダの背に跨り、タール砂漠をひたすら進んでいきます。
そして、砂漠の真ん中にある簡素な小屋に到着。
ここが今夜の宿のようです。
案内人を務めてくれた砂漠の民たちが、
夕食の準備を始めました。
日も暮れてきて、砂漠が朱色に包まれます。
きょう働いたラクダたちは、一足先に夕食の時間。
そして、日も暮れて真っ暗になった頃に、
砂漠の民たちが作ってくれた料理が完成。
日常を忘れてゆったりとした時の中で過ごす時間は、
まさに極上のひとときでした。
地獄のような下痢と腹痛を、謎の薬で一晩にして治してくれた、
砂漠の民の名医・ブディ。
そして砂漠といえば・・・フンコロガシ!
7. ジョードプルの夜景(インド)
インド西部の街・ジョードプル。
この街の中心にそびえたつメヘランガール城砦は、
夜になるとライトアップされ、まさに絶景となります。
街のどの建物よりも遥かに高いので、
屋上からビールを飲みながら眺める、なんて贅沢も可能。
そしてこの街、実は・・・
あの超人気漫画「ワンピース」に登場する
砂漠の国「アラバスタ王国」のモデルになったとされている街なんです!
旧市街に建つ時計塔も・・・
街の中心にそびえたつ城砦も・・・
はては、犬銃ラッスーまで!
絶景を見るためだけでなく、こんな楽しみ方もある、
おもしろい街です。
8.アムリトサルの黄金寺院(インド)
インド北部の街・アムリトサルにある
スィク教の聖地「黄金寺院」。
その名の通り、金箔で黄金色に装飾された寺院です。
夜になるとライトアップされ、
神々しいまでの輝きを放ちます。
スィク教はインド人の1.9%が信仰している宗教。
人口の1.9%といっても、総人口が10億人いるインドでは、
約2000万人もの信者を抱えていることになります。
このスィク教は、インドで最も信者の多いヒンドゥー教と、
2番目に信者の多いイスラム教を批判的に融合したもので、
男性の信者はターバンを巻いてあごひげをたくわえているのが特徴です。
スィク教徒の子供たち。
総じて体格が良く、勇猛果敢で知られるスィク教徒は、
ムガル勢力やイギリスの植民地政府に抵抗して多くの血を流して来たため、
信者たちは今でも非常に強い結束を誇っているそう。
そんな彼らが一生に一度は巡礼したいと願うのが
聖地である、この黄金寺院なのです。
9.ワガ国境での夕方の国境閉鎖のセレモニー(インド/パキスタン)
30kmほど西に行ったところにある、
パキスタンとの国境で夕方に行われるセレモニー。
これが、とんでもない盛り上がりを見せる最高のイベントでした。
↓ セレモニーで踊り狂うインド人女性たち。
この立派な門をくぐった先が国境。
パキスタン側と左右対称な造りになっています。
中に入ると分かりますが、
この建物、実はすべて観客席になっているんです。
とてつもない規模、しかも超満員。
インドとパキスタンは、これまで4度もの紛争を繰り返し、
未だに停戦状態のため、両国関係ははっきり言って良くありません。
特にこれまで紛争の舞台となってきたインド北部のカシミール地方では、
いまなお非常にピリピリした睨み合いが続いています。
しかし唯一、ここアムリトサル郊外のワガ国境だけは、
平和的に応援合戦で、毎日お互いの愛国心を競い合っています。笑
毎日夕方になって国境を閉鎖する際にセレモニーを行うらしいのですが、
パキスタン側とフェンス1枚挟んだ場所で、
それぞれの国が観客をたくさん入れて同時にセレモニーを行うため、
さながら応援合戦のようになるそう。
「俺たちの国のほうが盛り上がってるぞ!」とフェンス一枚越しに騒ぎあう両国。
平和って、いいですね。笑
コワモテな軍人さんたちも、大はしゃぎでスマホで写真撮影。
「うちの国はこんなに外国人観光客が来てるんだぞ!」と
相手国に見せつけるため、
外国人が行けばVIP席に座らせてもらえます。笑
そして式典の最後は、偉い軍人の人たちが行進して、
掲揚されている国旗を降ろします。
10.インドの寝台列車と駅(インド)
広大なインドを移動する主要な交通手段は、鉄道。
人口10億人を越えるこの国は、
とにかく全てのものが桁違いのスケールです。
まずは駅舎。
サッカースタジアムほどはあろうかという広大な建物で、
何時間後に来るのかわからない電車をみんな待ちます。
椅子はほどんどなく、みんな地面に寝そべって時間を潰します。
1杯10円ほどのチャイを、チャイ売りから買ってごろごろ。
そして、到着した電車はなんと30両編成。
列車だけで1kmあるんじゃないか、という驚異的な長さです。
そして、寝台列車はなんと三段ベッド。
(下の写真では真ん中のベッドが閉じたままです)
自分のベッドに知らない人が座ってきて、
勝手にそこで寝始めるのも日常茶飯事。
文化の違いと割り切って、コミュニケーションを楽しむしかありません。笑
しかし、慣れるとクセになるのがインドの寝台列車。
広い国土を東西へ、丸2日や3日もかけて数千キロを走り続けます。
11. ジンベエザメと泳げる海(モルディブ)
透明度が非常に高く、大小さまざまな生き物の住むモルディブの海。
その中でも最も驚いたのは、ジンベエザメとの遭遇でした。
一緒に並んで泳ぎましたが、めちゃくちゃでかかった!!
ウミガメにも遭遇。
イソギンチャクと共生するクマノミ。
<!— 記事下 336/280 —>
12. エメラルドグリーンの海(モルディブ)
説明不要の絶景。
まさに楽園でした。
13. シーギリヤ・ロック(スリランカ)
切り立った岩山の上に建つ世界遺産の遺跡。
シーギリヤ・ロックの歴史は古く、5世紀まで遡ります。
実父を監禁して王位を剥奪し、弟をインドへと追放した
狂気の王・カーシャパが、
このシーギリヤの切り立った岩山の上に宮殿を建造したそう。
14.ヌワラエリヤの茶畑(スリランカ)
スリランカ内陸の高原、
標高1500mにある小さな街・ヌワラエリヤ。
何を隠そうこのスリランカ、
あの有名なセイロンティー(紅茶)のふるさとなんです。
世界でも有数の紅茶の産地であるスリランカ。
紅茶の生産量は世界2位、輸出量に至ってはなんと世界1位!
こんな、北海道よりも小さな島国なのにすごい。
その中でも名高いのが、ここヌワラエリヤ近郊なんです。
巨大な紅茶工場を無料で見学することも可能で、
茶畑の絶景だけでなく工場見学を楽しむこともできます。
以上で南アジア編は終了です!
↓ 他の地域も含めた全ての絶景はこちらからどうぞ。