世界一周188日目 インド 〜4時間で着くはずが11時間かかった地獄のバス移動(ブッダガヤ→バラナシ)〜
朝起きたのは6時。
場所は、ブッダが悟りを開いた仏教の聖地・ブッダガヤの街の安宿。
深夜3時ごろまで、屋台飯があたったのか、
猛烈な吐き気と下痢、高熱に襲われていたので、
朝起きてもまだ体は熱っぽくてだるいまま。
今日の予定は、いまいるブッダガヤの街から250kmほど離れた、
ヒンドゥー教の聖地であるバラナシに移動すること。
昨日、朝7時発のバスのチケットを購入したので、
バス停へと向かいます。
バス停といっても、道端に屋台があるだけの広場。
インドなので時間通りに来るわけもなく、
約40分遅れてバスが到着しました。
バスはかなり年季の入ったオンボロで、
平坦な道を走っているだけでもガタガタと激しく揺れ、
会話もできないほどミシミシと音が鳴ります。
予定では4〜5時間ほどでバラナシに着く、と聞いていたのですが、
待てど暮らせど一向に到着する気配がありません。
体調不良も続いており、地獄のようなつらさ。
出発してから6時間ほどで、
途中の街のバスターミナルのような広場で停車しました。
どうやら休憩タイムのよう。
予定から大幅に遅れていようが、全く気にしないのがインド。
運転手はお腹が空いたのかごはんを食べに、車を降りて屋台へと行ってしまいました。笑
バスの中で待っていてもひまなので、
ほかの乗客たちも降り始めました。
ぼくもつられて下車し、ターミナル内をぶらぶら。
しばらく歩いてから、
散歩を終えてバスに戻ってきました。
しかし、ここからまた、体調がさらにおかしくなり始めます。
昨日の深夜と同じ、悪寒と吐き気に襲われます。
バスの中で死にそうになりながら耐え、
出発から11時間後の夜6時過ぎにバラナシの街に到着。
街を歩いて、宿へと向かいます。
バラナシの街並みはこんな感じ。
まさにインド、って感じのごちゃごちゃした景色。
宿はこんな路地裏にありました。
なかなかパンチの効いた立地です。笑
チェックインを済ませ、そのままベッドに倒れ込みます。
しばらく休むと体調がよくなってきたので、
夕食を食べることにします。
どうしても日本食が恋しくなったとき、
体調が悪いときに食べようと、
日本からどん兵衛を持ってきていたので、
宿でお湯をもらって作ります。
いやー、うまい!!!
一瞬で完食です。
そういえば今日は朝からあまり体調がすぐれなかったので、
何も食べていませんでした。
あしたの朝起きたら元気になっていることを祈りつつ、
今日は早めに眠りにつきます。
おやすみなさい。