旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

世界一周186日目 インド 〜寝台列車でインドの熱気に揉まれる(コルカタ→ブッダガヤ)〜




宿の前の道路の喧騒で目が覚めたのは朝9時。

場所はインド東部の街・コルカタ



結局、深夜に宿に到着してから、

4時間半ほどしか眠れませんでした。



眠い目をこすって宿の朝食をかきこみます。




インドなので、案の定朝からカレー。笑

そして目がさめるほど辛い…




カレーを食べて部屋に戻り、

チェックアウトの11時まで再び眠りにつきます。





11時になり、

疲れの抜け切らないままチェックアウトを済ませ、

街をぶらぶら歩きます。




公園では野生の牛がのんびりと散歩しています。


さすが牛を敬うヒンドゥー教の国、インド。





今夜の夜行列車でコルカタを発って西に移動し、

ブッダガヤという街に向かおうかなと考えていたので、

街の郊外にある列車のチケット売り場へと向かいます。




コルカタを22時発、ブッダガヤに翌朝5時過ぎ着の

寝台列車のチケットを購入。



料金は420ルピー(約660円)。

やすっ!!!笑





チケットを買ったあと、そのまま街の中心街をぶらぶら。



みんな頭に荷物を載せて歩き回っています。




道端には香辛料を売るお店、

そしてチャイを飲んでくつろぐ人々。



路地裏は人で溢れ、猛烈な熱気です。






強烈な異国の空気に包まれて、テンションが上がります。


いやー、インドは街を歩いているだけで楽しい!





インドでヒンドゥー教(約8割)に次いで信者が多いのが、

イスラム教徒(約1割)。





そのため、コルカタの街にも巨大なモスクがあります。



このモスクは、中で同時に1万人がお祈りできるほど広いそう。





そのまま街をぶらぶらして、

サダル通りという通りに辿り着きました。




この通りは、タイのバンコクにあるカオサン通りと同じように、

いわばバックパッカーの聖地。




安宿や旅行会社、両替商が所狭しと軒を連ねています。



ただ、怪しい客引きも多く、日本人旅行者に対する

恐喝や暴力事件が頻繁に起きている場所です。





コルカタで両替するならこの通りにある両替商が

ダントツでレートがいいんです。






両替を済ませ、街をぶらぶら歩き、

見つけたレストランに入って昼食。





朝に続き、またしてもカレー。





おお!!このカレーは美味い!


辛いのが苦手なぼくでも好きな辛味です。

んー!最高!!








昼食を済ませたあとは、また街をぶらぶら。




公園で子供たちがサッカーをしているのを、

道端に座ってぼーっと眺めます。




この試合、めちゃくちゃハイレベルだったので、

コルカタ市の大会の決勝とかなのかもしれません。





ぼくたちと同じように、

ひまなので道端でサッカーを眺めるおじさんが数十人。





しばらく見ていると、

チャイ売りのおじさんがやってきました。





1杯5ルピー(約8円)。



おじさんは目の前でチャイを入れてくれます。

んー、美味い!





そんなこんなしていると日も暮れてきたので、

寝台列車の出発するコルカタ郊外の駅へと向かいます。




予定では22時出発の寝台列車

翌朝5時過ぎに目的地のブッダガヤに到着するとのこと。




駅までの道が夜は混むらしいので、

余裕を持って早めに向かいましたが、

18時半に着いてしまいした。





さすがに早すぎた…笑




駅舎の立派な入り口をくぐり抜けると、





目の前に広がる、とてつもなく広い空間。




サッカースタジアムほどはあろうかという広さの待合所。


無数にあるベンチは全て満席、

みんな地面に座ったり寝転がったりして電車を待っています。







ぼくたちも同じようにして地面に座ってぼーっと時間を過ごします。




インドのこの空気感、たまらなく心地いい。





腹が減ったので駅の中にあるレストランで夕食を食べ、


再び地面に座って列車を待ちます。




列車は出発時刻の40分前に到着。



なんと、30両以上も客車の繋がる、

とてつもなく長い列車です。



もちろん全ての車両が満員。




インドの人口の多さ、半端ない…





列車は、意外にも定刻通りに出発。


インドの列車といえばめっちゃ遅れる、みたいな

イメージがあったので驚きでした。


ぼくの寝床は上の棚。





もちろんエアコンなんてなく、

決して広くはありませんが、なかなかに快適。





すぐ隣の席のインド人ファミリーと、

仲良くなって談笑します。



「写真を撮ってくれ!」とポーズを決めるお父さんとおじいさん。




お母さんと子供たち。




どこの国も、子供って本当に可愛い。





ひとしきり遊んだあと、眠りにつきます。





列車の規則的な揺れと、窓から吹き込む夜風が、

極上の心地よさを演出します。





それではおやすみなさい!