旅バカ医大生、絶景求めて世界一周。

アウトドアを楽しみながら、バックパッカーとして世界一周を目指すブログ。現在55ヶ国訪問!以前は野宿で自転車日本一周をしていました。キリマンジャロに登ったり、登山も好きです!

世界一周197日目 インド 〜辿り着いた秘境は桃源郷だった(ラダック地方レー)〜



朝起きたのは午前6時半。

場所はインドの首都、デリーにある安宿。





今日の目的は、飛行機に乗ってインド最北部ラダック地方に移動すること。


このラダック地方は隣国のパキスタンと中国がその領有権を主張しており、

インドとパキスタンが戦った印パ紛争の起きた地域です。




言語はラダック語、民族はチベット系の人が多く、

宗教もチベット仏教が多いです。



中国国内のチベット自治区では、当局の弾圧により

チベット仏教の施設が殆ど破壊されてしまったため、

ここラダックのほうがチベットのありのままの雰囲気を感じることができます。






首都デリーから、陸路なら5000m級の峠を2つ越え、

3日かけないと到着しない秘境ですが、

なんと空路なら、デリーから直行便で1時間半ほどでアクセスすることができます。





昨夜手配しておいたタクシーに乗って7時に宿を出発、

空港で搭乗手続きを済ませ、

9時半発の便に無事に乗り込みました。






ラダック地方に近づいてきました。

眼下に広がるのは5000m級の山々。





その山々の間には、集落が形成されています。





無事に着陸し、空港からタクシーに乗って、

約5km離れたレーの街の中心部へと向かいます。




今日の宿はとても綺麗。最高!

さすがbooking.comで9.8点だっただけあります。






少し休憩してから部屋に荷物を置き、

街をぶらぶらします。






ここが街の目抜き通りであるメインバザール。

歩行者天国になっています。



風にたなびく色とりどりの布が、チベットに来たぞ、と

感じさせてくれます。






この街を見下ろす斜面にそびえ立つ、レー王宮へと向かいます。

メインバザールから坂を登ること15分ほどで到着。






王宮から見下ろす街並みは美しいです。

あーチベットの雰囲気、最高。







王宮の中も見学しましたが、

照明もなく真っ暗で、廃墟と化していました。







壁には壁画が残されていました。









ここからさらに20分ほど登ったところに、

チベット仏教の寺院である「ゴンパ」があります。


写真真ん中の白い建物がそう。




次はそこを目指して登ります。




標高は3500mを越え、富士山頂と同じぐらい。

急ぐと息が乱れるので、のんびりと登ります。




振り返るとレーの街並みはこんなに小さくなっています。





頂上まで登りきりあたりを見渡すと、

説明もいらないほどの絶景が広がっていました。










そして、お目当てのゴンパを見学します。

斜面にしがみつくようにして建っています。






ゴンパからの眺めは絶景。

1時間ほどぼーっと眺めていました。






風が強くなってきたので、17時ごろにゴンパを後にして

坂を下り始めました。



街について、小腹がすいたのでバナナを買って宿に帰ります。






夕食を食べて、今日は移動で疲れたので早めに就寝。

おやすみなさい。