DAY234-235 ウズベキスタン/韓国 〜闇両替亡き後のウズベキスタンに初入国〜
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前日、アメリカでのキャンピングカー旅を終えて日本に帰国、
そして翌朝その足で再び関西国際空港へと向かいます。
次の目的地はまだ訪れたことのない地域「中央アジア」。
ウズベキスタンやカザフスタン、タジギスタンやトルクメニスタンなど、
「〜スタン」が語尾に付く国がたくさん集まっている地域です。
その中で最初に訪れるのがウズベキスタン。
昨年、日本人観光客のビザが不要になり、
いまホットな観光地です。
朝11時の飛行機で関空を出発し、
まずはトランジットのために韓国・仁川へ。
ここで驚いたのが、韓国では出入国のスタンプが完全に廃止されていたこと。
2年ほど前に訪れた際には普通にあったので、
つい最近無くなったのでしょう。
日本も去年の半ばごろから出入国時のスタンプが廃止され、
世界的にもその流れが広がっているのだと実感。
パスポートに色んな国のスタンプを集めるのが趣味のぼくとしては、
悲しい限りです…。
次の飛行機まで約12時間あるので、首都のソウルの街に出ることにします。
韓国には以前もトランジットで訪れましたが、
その際は空港から出なかったので、街に出るのは実は初めて。
仁川国際空港からソウルの街までは列車で約1時間。
料金は片道4750ウォン(約500円)です。
爆睡しているとあっという間にソウル駅に到着。
韓国の首都というともっと発展しているイメージでしたが、
意外と高層ビルは少なく、閑散としています。
中国から飛散したPM2.5で大気は曇っており、
街行く人は皆マスクを付けています。
しばらくブラブラして街並みを見たあと、再び仁川国際空港へと戻ります。
深夜11時過ぎのフライトまでベンチで仮眠して、搭乗。
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約6時間のフライトを終え現地時間の深夜2時半に、
空港では入国カードを書く必要すらなく、ものの数秒で入国完了。
空港は建設されて間もないのか、非常に綺麗です。
荷物を受け取ったあと、持参していたUSドルからウズベキスタンソムへと両替。
ウズベキスタンといえば旅人の間では「闇両替」が有名でしたが、
昨年に廃止されたそう。
闇両替とは、政府が決めている公定のレートを、
街中で民間人が違法に両替する闇レートが大きく上回っているため、
旅人や現地人が皆、違法な両替を行なっている状態のことです。
ウズベキスタンでは長年この状態が続いていましたが、
ついに昨年、政府の公定レートが闇レートに合わせて上昇する形で改訂され、
闇両替のメリットは無くなり廃止されました。
ウズベキスタンにはあまり街中に両替所がないため、
タシュケント空港に着いた際に両替しておく必要があります。
しかも税関を抜ける前にしか両替所がないため、
通り過ぎてしまわないように注意が必要です。
ぼくが両替した2019年2月25日現在では、
空港での両替レートは1ドルが8370ソムでした。
3人旅なので計300ドル両替すると、この札束の厚さ…笑
全部で250万ソム以上あります…
まるで大金持ちになった気分。
両替を終えると時刻は深夜3時半。
次は、ウルゲンチという地方都市に向かう、
朝7時半発の国内線に乗り継ぎます。
国際線専用のターミナル2を出て、
国内線専用のターミナル3へと向かいます。
距離は約3キロ、タクシーに3人乗りで計50000ソム(約600円)。
少し高いですが値切るのも面倒なのでオッケーして乗り込みます。
そして国内線専用のターミナル3に到着。
時刻は朝の4時。
Wi-Fiも飛んでいないので、オフラインでブログを書きつつフライトまでの時間を潰します。
定刻通りの7時半に飛行機は離陸し、
約1時間半後の9時過ぎに無事にウルゲンチに到着しました。
空港内では5GBのSIMカードを10USDで売っていたので購入しました。
ネットもなかなかサクサクで快適です!
いまから向かうのは、ウルゲンチ空港から30kmほど離れたヒヴァの街。
タクシーは3人乗りで10USD(約1100円)でした。
車に乗り込み、旧ソ連の影響が色濃く残る街並みを眺めながら、
ヒヴァまでの道のりを過ごします。
続きは次の記事で!